たけまる通信 2009年大学選手権2回戦 忍者ブログ
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怪我人続出で戦前から不利を伝えられた早稲田。
当方の予想もかなり厳しいと見ていたが、それが的中してしまった。
20対31
完敗である。
見ていて特別帝京が強いとは感じなかった。
むしろ早稲田の弱体化のほうが深刻だった。
最強と言われた佐々木組を100とするなら、この早田組60は程度しかない。
何度も書いているが、1人で状況を打破できた五郎丸、豊田、今村らに匹敵する選手が皆無になったのが痛い。
期待されている3年生の山中や仲濱がチームの柱になるほど成長していないのも痛い。

さて試合のほうだが、早慶戦や早明戦で感じたFWが特に強いわけでもBKが決定力があるわけでもない、
中途半端なチーム力がすべてだった。
そういうチームのときはそういうチームなりの戦い方があるのだが、
ハーフウェイライン付近で要らない反則を繰り返して勝機を逸してしまったのだ。

ことしのチームが弱いのを監督は見越して、
「われわれのラグビーの出番」とかいったらしいが(去年だったかもw)
中竹監督が現役時代、再三明治に勝てなかった頭の悪いラグビーそのままを展開しての完敗だった。
90年代の明治同様FWのパワーに差があるときは、自陣ゴール前のラインアウトはかなり危険である。
それをなるべく少なくするように徹することが勝利への道であったが、
後半何度もこの禁を犯してしまいどうにもならなかった。

しかしわずかにあった勝機すら、中竹監督の要らない選手交代でつぶしてしまった。
それはSO山中の交代であった。
代わりに起用された1年生スタンドオフは、投入されてすぐのプレーでだめになった。
ただでさえ外人2人を入れた帝京FWはかなりのプレッシャーである。
ファーストプレーでゴール前からのタッチキックではどうにもならないだろう。
投入するなら敵陣であるべきだった。
ゴール前のモールを押し込んでようやく確保したマイボールは、
この1年生のミスキックでほとんど陣地を挽回できず、
さらにその次のプレーでボールをもらった瞬間足がもつれ、
その後は勢いがさらに出た帝京FWの独壇場になってしまった。

10年ぶりに正月を迎えられなかった早稲田だが、
来年は今の3年生がよほど伸びない限り暗黒時代へと再び足を突っ込む可能性は高い。

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