犬神家の一族のレビュー

犬神家の一族のレビュー
フロム・ソフトウェア　DS



某量販店のワゴンセールで９８０円で売ってたので買ってみたシリーズその9。

本当は某ゲームショップで売ってた980円だけどｗ
ま、それはさておき・・・
映画やＴＶドラマで有名な横溝正史が原作のアドヴェンチャーゲーム。
一応推理物のゲームだが、詰まることは殆どない述べるといってもいいゲーム。
つーかゲームですら怪しいかもしれないがｗ

一応推理させてみようとやってるがほぼ推理はいらない内容です。
おまけでクロスワードパズルとか入れてゲーム時間を稼ごうと言うものありますが、
基本的に4時間ほどあれば終わるので、定価で買ってはいけないゲームでしょう。
原作がかなり面白いのでノベル風とは言えゲームにしてもそれなりに堪能でます(かもｗ)

犬神家は石坂浩二の映画で有名ですが、このゲームは原作を元にしてるので、
映画とはちょっと展開が違う所もあります。

ＣＧは白黒にしており、戦後まもなくの雰囲気をかもし出そうとしていますが、
キャラはともかく背景等がかなり手抜きっぽいので、
後半にかけて怒涛の事件解決へ向けての展開で、那須の風景などや犬神家の雰囲気が今いち出ていません。
更に映画などとは違い、
金田一が犯人を問い詰める場面で、スケ清を始めとした犯人たちの告白に、
一族や関係者の驚きの表情などもまったくないので、
事件解決の山場での盛り上がりにかなり欠けてしまってます。
それゆえ映画などを見てない人は、4時間で終わるこのゲームに対してかなりいいイメージは持たないでしょう。
間違っても1500円以上は出してはいけないゲームだと思います。

評価７５点