たけまる通信 ゼルダの伝説 大地の汽笛のレビュー 忍者ブログ
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ゼルダの伝説~大地の汽笛~のレビュー
DS 任天堂



出来そのものはかなりよく出来てて、完成度は高いです。
前作より、システムがこなれていて、かなり遊びやすく、
単体としてはかなり良いできでした。

残念ながら前作とあわせての評価となるとかなり話は変わってきます。
まず前作の夢幻の砂時計や
これまでのゼルダシリーズのほぼ焼きなおしに終始しているのがかなり惜しまれます。
それだけで新作を遊んでいる気分がかなり削がれるのは事実でした。

まるで目新しい要素が見当たりませんでした。
今作の目玉であるゼルダ姫との掛け合いや汽車のシステムも、
前作までのナビィや妖精がゼルダ姫に変わっただけ。
船が汽車になっただけ。
さらに、物語を進めるアイテムとして笛が出てきますが、これはタクトやオカリナの焼き直しに過ぎません。

一応、風のタクトー夢幻の砂時計の物語の後年という設定で、
本国であるハイラルからよその地にして新しいハイラルを建国したという設定で、
デスマウンテンなどお馴染みのエリアは出てこないのですが
そのくせまた最初のダンジョンが森の神殿であるとかマンネリ化がかなりありました。

また前作同様今回も神の塔が出てきて、塔を登ることでゲームが進み、
登るために神殿をクリアしなければいけないところは前作そのまま。
今作では、塔に出てくるファントムにゼルダが入ることでゼルダと共同で神の塔を登るところは楽しく、新鮮だが、
神の塔と神殿の仕様は前作そのまんまなのは、誰も異議を唱えなかったのでしょうか?



ゼルダは、初代ディスク版ではドラクエと並んで3大RPGと言われてましたが、
シリーズを重ねるごとに新鮮さが失われ、焼き直しやマンネリに終始し、
国民的RPGとなったドラクエにかなり水を開けられてしまいました。
トワプリのレビューでも書きましたが、
ハイラル、ゼルダ、ガノン、リンクという設定の縛りから抜け出せないのが最大の原因です。
ドラクエで言うなら、毎シリーズごとに主人公がロトで、敵は竜王、毎回ローラ姫を助けるストーリーなのです。
ドラクエと違い、ゼルダは、謎解きを楽しむゲームかもしれませんが、
先に進みたい、物語の先を知りたいという強い要求が満たされないので、
途中で飽きてしまうのが最大の欠点です。
夢幻の砂時計では、タッチペンによる操作性の一新でこれを満たしましたが、
今作ではそれも薄れ、前作のようにハマるということが少なくなりました。

ここまでぼろくそ書きましたが、ゲームとしてかなり完成度が高く、かなり面白いのは間違いがないです。
それだけに、焼き直しに終始したのがかなりもったいなかったのも事実です。



まもなく据え置き版のゼルダの伝説が出るようですが、
またラスボスがガノンで、森の神殿でブーメランをとってクリアし、
ゴロン族やゾーラ族が出てきて、トライフォースを集め、ナビィ(それに類似するもの)の先導で、ゼルダとハイラルを助けるお話なんでしょうか?
最初から最後まで展開が読めるお話は、水戸黄門と男はつらいよだけで十分です。


評価85点

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