たけまる通信 2006大学選手権準決勝~ワセダvs京産大~ 忍者ブログ
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どんより曇った寒い準決勝となった。
観客席も、お寒い程度の入りで、さびしい準決勝となった。

第1試合は、関東vs大体大
はっきり言って次元が違いすぎた。
関東がFWで圧倒して、何も出来なかった大体大を蹂躙して、
6トライの猛攻で、大体大をノートライに抑え、34-3で完勝。
みていてもあまりに次元が違い、勝負にならなっかたので退屈だったほど。

第2試合、ワセダvs京産大
今季これまで再三指摘していた矢富のパスのまずさから、
(SO曽我部が背伸びして取るようなパス)
いきなり、曽我部のパントが京産大にチャージされる。
ボールはそのままゴールラインを割ったが、
何か嫌な予感さえする出足となった。
お互いにモールで押し合うFWの意地のぶつかり合いと、
何か浮き足立ってるBKのリズムが悪い感じがした前半10分。
ラインアウトからモールで押し込んで出たボールがオープンへ回る。
曽我部から谷口へ、谷口は今村を飛ばして五郎丸へ飛ばすパスをするが、
これを読みきられた感じで、
京産大の14番江藤にインターセプトされ、先制トライを許す。
外へと大きく展開する飛ばしパスを多用するのが読みきられたということだろうか。
直後のキックオフボールを、曽我部がライン割るミスキックをし、
さらにそこからセンタースクラムでFWがコラプシングを取られるなど、
最高に嫌な雰囲気も流れた。

かつて黄金時代の明治が同じく3連覇をかけた永友組の時代、
やはり、ミスを連発し、何も出来ないまま準決勝で敗退する記憶が脳裏によぎったほど、
ミスを連発するワセダ。
一方、勢いに乗ると思われた京産大だが、
この気に乗じて追加点をあげたかったところだったが、
得意のFW戦で有利に立てず、BKに展開しても決めてにかけて、
追加点があげられず、有効な攻撃方法も見出せてなかった。
これだけミスをしても、点差が変わらず、
なおかつFWの献身的なプレーで活きたボールを連取し始めたワセダバックスも、
徐々に落ち着きを取り戻して、大きなパントから敵陣へと入り、
ワセダらしいスピードあふれるオープンへの展開攻撃をし始める。
しかし、京産ゴールまで、有効なオープン攻撃が出来ないと見るや、
モールやスクラムと言ったFW戦で、京産にプレッシャーをかけていった。
こうして、ワセダはFW戦で京産大を圧倒し始めた。

前半25分、FWが活きたボールを連取しての連続攻撃から、
最後は、曽我部お得意の飛ばしパスで、
3人飛ばしてパスを受けた14番菅野がゴール右角に飛び込んで、
ようやくワセダ初トライとなる。
それでも一進一退の攻防が続いた前半36分。
京産大ゴール前での連続攻撃からの密集から出たボールを、
矢富から受け取った3番畠山が5,6人振り切って前に出てのトライで逆転する。
リズムがよくなったワセダは、この辺りから京産大を圧倒し始める。
39分には、ラインアウトからのモールで3つ目のトライを取りハーフタイム。

後半は、タックルが甘くなったところから京産大に1トライを許すものの、
全体的には京産大を蹂躙し、9トライ55の猛攻で完勝する。

前半35分までのもたつきがあったものの、
もう1つ煮え切らないバックスに代わり、
FWは攻守にわたって献身的なプレーで、
安定したボールを獲得し続けたのが勝因ではないだろうか。
相手ボールのラインアウトをここ1番で何度も奪取し、
モールで押し込んでくる京産FWを食い止め、
逆にモールで押し込んでトライを取るなど、
史上最強と呼ばれた去年のFWほどではないが、今年のFWも実にいいプレーをしている。
唯一の不安材料は、ラインアウトにおいて背が高いのが、
FL豊田だけと言うところか。
一方バックスは、走るときらりと光るSH矢富も、
SO曽我部へのパスが不安定だったり、
マークがきついとはいえ、CTB今村がもう1つ突出してないところ。
そして、キッカーのFB五郎丸が、去年までの安定度でゴールを決めれてないところも気になる。



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決勝戦への展望
完璧だった関東学院に対して、課題たくさんのワセダ。
完璧すぎるゆえの反動もあるかと思われるが、
去年、一昨年と、ワセダに敗れた復讐に燃えてくることは確実であろう。
この日見せたパワーラグビーは、大体大をも子ども扱いをしたが、
献身的なプレーで、集散が早いワセダFWがどこまでボールを奪取できるか、
そのFWが優位にたてば、もう1つ切れが悪いワセダBKも、
得意のオープン攻撃で連続攻撃を仕掛けることが出来る。
FW戦での勝敗が、そのまま得点差に表れるのではないだろうか。
いずれにしても、去年一昨年ほどの実力差はない。
逆に関東のほうがやや強いのではないかと思うのが、準決勝を見た感想だ。
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