たけまる通信 フィジー戦後記 忍者ブログ
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かつて、70年代、80年代の日本代表は、外国の強豪相手にFWがまったく歯が立たず、
活きたボールが1試合に1あるかどうかの苦しいテストマッチを何度も経験した。
とにかくバックラインに活きたボールさえ渡れば、オープン攻撃は通用するというのが当時だった。
現に活きたボールが供給された試合は善戦、大金星を挙げたものだった。
83年、敵地アウェーにもかかわらず、強豪ウェールズ相手に24-27の大善戦を繰り広げた時も、
89年、秩父宮ラグビー場で5カ国(イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、フランス)とのテストマッチで、
初めて勝利を挙げた対スコットランド戦なども、
その素晴らしいオープン攻撃とパスワーク、ハンドリングは見ている観客を大いに沸かせた。

この試合では、出来がいまいち良くなかったとは言え、
フィジー相手にFWで3トライを上げるほど、日本のFWは大型化し(外国人が居るのもあるが)、
かなり活きたボールが供給されるようになった。
遠征で敵地に行って大敗してもなおもBKで果敢に日本のオープン攻撃、
この試合では、ただの1回もお目にかかれなかった。
外国人に頼った縦攻撃にのみ終始した感がある。
NZのカーワンと言うかつての名選手がヘッドコーチに就任し、
日本らしさがまったく無い代表チームになったのか?
それともトップリーグの影響で冒険しない縦攻撃が主流になったためなのか?
読売新聞夕刊で、元日本代表監督の平尾も指摘しているが、
かつてそこにあった、日本の「匠」の技であるパスワークが無くなってしまったと。
平尾は、元々早稲田の名将「大西鉄之佑」元監督が考案した、
当時日本人にあった戦法の「展開、接近。連続」。
これをノスタルジーと言って、見向きもせず、
ミニワラビーズのような代表チームを作り、
そこに大量の元NZ代表選手や他の国の元代表選手を入れて、ワールドカップに臨み、
惨敗した監督である。
その平尾がかつての技(パスワーク)がなくなったと新聞に解説するところを見ると、
これは日本ラグビー全体の方向性が果たしてこれで良かったのかということだろうか?

世界に通用するためにトップリーグを作ったが、
そのトップリーグのチームには、大量の助っ人外国人選手が入り、
その外人パワーを頼みにゲームを組み立ててる弊害が出てるのではないだろうか?
チームによっては、バックラインで勝負してるところもあるが、
高さも強さも、外人に頼ってる部分は何処のチームも大きい。
次の大会から出場枠が減るらしいが、
次回大会出場に向け、予選3位に入りたいところだが、
残りの対戦チームは、ウェールズとカナダ。
相当厳しい状況になった。

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