たけまる通信 ドラゴンクエストXIのレビュー 忍者ブログ
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かなり辛辣に書いてるのでドラクエ11が好きな人が見ない方がいいかもしれません











『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』プロローグ映像

ストーリー
穏やかなイシの村で育った主人公は16歳となり、村のしきたりである成人の儀式にのぞむ。
そして自分は、かつて世界を救ったとされる「勇者」の生まれ変わりであり、大きな使命を背負うものだと知る。
勇者とは何か、勇者の使命とは何かを知るため、故郷を旅立つ。
デルカダールに行けばすべてが明らかになるのだという母の言葉をもとに、やがて主人公は、デルカダール王のもとへ。
「勇者」であることを告げる主人公に、デルカダール王は「勇者」とは何者なのかを語り出し―
デルカダール王が語った内容はまさかのものだった。勇者は悪魔の子である、というのだ。王の言葉に反応し、主人公に立ちはだかる兵士たちと、突きつけられる剣。一体これはどういうことなのか。伝説の「勇者」の物語は、急展開を見せ、動き出す。主人公の運命や、いかに―!?
主人公と仲間たちは、勇者にまつわる伝説の謎を解き明かすため冒険の旅に出る。

このストーリーを見ると今までにないドラクエの予感がして楽しみにしてましたが

正直、途中で飽きて、いまだにエンディングを見てません

リアルでドラクエ1を発売日に買った身からすると、まるで期待外れだったからです。

むしろドラクエと言うよりファイナルファンタジーに近いというのが感想です

そして2機種で3種類を作っていたせいか、作りこみが甘いと感じる場面もしばしば。


据え置き機と携帯機の違いはこのプロモ動画を見てもらうとわかりやすいと思います。

これを見て、据え置き機のキャラがあまりにのっぺりしすぎて、鳥山明の雰囲気をまるで感じられないので携帯機バージョンを買いました。

登場人物はドラクエ4並みに多いものの、4のような個性が11のキャラ達には欠けているように感じました


今作の主人公、勇者です、据え置き機バージョンですが、ロン毛が不評でした

同じ据え置き機ではドラクエ8以来となりますが、ドラクエ8に比べて鳥山明のキャラデザが全く感じられないほどの仕上がりです


携帯機バージョンになるとやや鳥山明が戻ってきます



盗賊のカミュ、

容姿がドラクエ6の勇者に似てるので、こちらが主人公でもよかったという声はありました



おねぇで旅芸人のシルビア

明らかに狙いすぎなキャラです



魔法使いのベロニカ

容姿が小さいですが成人女性です、事情があって小さくなってます



僧侶のセーニャ



魔法使いのロウ

ドラクエ4でいうとブライの立ち位置のキャラです


戦士系のマルティナ

女性陣は3人ですが、年齢が近すぎて差別化がいまいちでした

この後かなり物語が進んでからパラディン系の仲間が増えます

主人公と7人の仲間での冒険となりますが

3世代の大家族のパーティだったドラクエ5を除くと、ドラクエ4以来の大所帯です。

その割にドラクエ4ほどキャラが立っておらず、

印象が薄いのは各章ごとでメインを張っていたキャラを集めたドラクエ4との違いもありますが、

それにしても微妙なキャラ設定な感じでした

そのために感情移入はほとんどできなかったので、面白さが半減してしまいました。

また6までは町などのイベントは馬車に乗っている人たちは参加しませんでした(そのためにキャラを入れ替えて何回か見るということもしました)

11では全員参加で重要イベントに登場したりするので、

ぞろぞろと大人数が出て来ての三文芝居のようになっています。

興ざめします・・・・



このキャラ達を引き連れての旅になりますが、

前述の通り、プレイ開始してからはずーとドラクエではなく、FF6をやっている気分でした。

その原因はずばり、ストーリーに追われ、移動できるマップ(町村海ダンジョン含む)が限定され、自由に移動できないところです。

FF10に代表される、ムービー(イベント)を見るために町から街へ移動して、自由度が全くない近年のFF。

ドラクエ11の前半はまさにこの方式だったからです。




思い出してみましょう。

ドラクエ1ではローラ姫を助けなくてもエンディングが迎えられます。

またはローラ姫を連れたまま竜王との決戦も行えます。

ドラクエ4では所持金を勇者と合流する5章には持ち越せませんが、

アイテムは持ち越せるので、各章で余った所持金武器防具に変えて持ち越し、

さらにトルネコが出て来る3章では装備袋いっぱいに鋼鉄の権やら鎧を入れて、

それを5章で売って、金策をしなくても強い武器防具が買えるようにできました。

そのために、より強い武器が売ってる街へと、戦闘で逃げ続け、

強装備でレベル上げを楽々と言うような遊び方もできたのです。

つまりドラクエはFFと違って、ユーザーがある程度自分が好きなように遊べたから楽しかったので、

今作のように、移動もレベル上げも装備もシナリオに合わせての自由度がない冒険だとドラクエをやっている感じがしないのです。

それこそがまさに近年のムービー主導のFF型RPGなのです。

さらにFFっぽいのはそれだけではありません。

ドラクエ6より導入されたスキルシステム。



今作では、レベルが上がるともらえるスキルポイントを使ってこのスキルパネルでスキルを獲得していきます

これ・・・まんまFFやないかw

こうなってしまった原因はわかってます

ドラクエ10の存在です

ドラクエ10では、ドラクエらしさと称して、まさに自由度が極めて高い冒険をしているから、11で差別化を図るにはこれしかなかったのでしょう。

それを差し引いてもあまりにもつまらない前半でした。

後半自由度が戻ってきますが、その時にはもう飽きてましたw

その原因もわかってます。

ドラクエおなじみのラスボスを倒したけど実はまだ大ラスボスがいた、

バラモス→ゾーマパターンは今作も少し形を変えてますが、基本こうなります。

バラモスを倒すまでがFFタイプ、そのあとが自由度が高いドラクエ11となってますが

ドラクエ3と違って、最初のラスボスを倒してもまた同じ大陸同じ町を再度巡るから飽きるのです。

そりゃ~同じとこ2回もいけば飽きるのは当たり前w

さらに2機種で作っていたせいか、手抜きと思われるとこも目立ちます。

携帯機バージョンですが、3dsドラクエ10版と3dsモンスターズからの使いまわしがかなりはっきりとわかります。

高いお金払って買ってみたら流用ばかりだとかなりしらけます。




さらにDQ10で好評だったからと、合成を11に持ち込んだのもマイナスです。(10で好評だというのは開発陣の思い込みです、特にキラキラ素材拾いは評判は良くないです)

武器防具アクセサリーの作成が可能ですが、ドラクエらしさと言うことで、

これまでの装備を買うという部分と、宝箱から装備が出るというのを残したので、かなり中途半端なものになっているからです。

こんな中途半端に合成を10から持ってくるならない方がよっぽどましでした。

そして合成を持ってきたために、それをキラキラ素材拾いも持ってきたのはまずかったです。

これによって、作ろうかと思われる素材を持っていない場合、拾いに行くのがが面倒至極。

どこで拾えるかを調べないといけないうえに、ものによって魔物から盗まないと駄目とか・・・

んじゃもう作らなくてもいいやとなるほど面倒でした。




さらに一世を風靡して大すれ違いブームを起こしたドラクエ9並みのすれ違い通信を期待しましたが、

全くの期待外れでした

ヨッチ族の時渡りの迷宮、すれ違い通信等で集めたヨッチ族を使って過去のドラゴンクエストの世界へと時渡りをする

これが今作のすれ違いですが、

まあこれが面白くもなんともないw

ただ、ただ、たんに面倒なだけで

どうしてこんなものを堀井雄二は承認したのだろうという出来栄えでした。

ストーリーも陳腐で面白みがありませんでした。




また今作も王族が勇者です。

ドラクエ1では、ローラ姫を救い出すために公募したラダトーム王のもとに集った勇者の一人です

ドラクエ3ではオルテガの後を継いだ勇者で王族ではありません

ドラクエ4では天空人の母と木こりの父を持つ勇者でした。

ドラクエ7では港町にいた凡庸な少年

ドラクエ9では天使w

ドラクエ10では主人公は勇者ではなく、一介の冒険者(後に勇者の盟友となります)

この10の主人公は古代エテーネ人の末裔で、エテーネ人だけが使える時渡りの能力(現代では失われてしまった能力)を持っていて、

その為に、この世界(アストルティア)を救う特別な人と言う設定でした。

その為に10に登場する勇者姫(当然王族)はこの主人公を超えるために各種特殊能力を使えてる設定でした。

王族が勇者で、特殊能力を持っている、この設定はもう飽きました

いつもと違う感じでユーザーを驚かせたい、堀井雄二は今作では悪魔の子と罵らせるところから11を開始させますが、

少しするとベロニカセーニャ姉妹が現れ、勇者様と持ち上げだしてから一気に冷めていきます。

手の甲にある勇者の紋章で、特殊能力を出し、勇者として覚醒する主人公。

原点回帰と称して、ロトの名のついた世界ロトゼタシアとしたのに、

ロトシリーズの雰囲気が全くないのも肩透かしでした。

堀井雄二は今作を勇者の物語としましたが、あまりに存在感が薄い主人公。

そのくせやたら持ち上げられ、勇者の特殊能力で危機を脱します。



正直シナリオも微妙です。

今作の大きな柱が「時渡り」

早い話タイムスリップですが、前述のように、ドラクエ10の冒頭で時渡りの能力は出てきます。

ドラクエ10をやった人なら「またかよ」って思うのですが、

なぜ堀井雄二は時渡りを10と11の2作続けて使ったのでしょう。

そのくせ1回目のラスボス戦の後に使う時渡りでタイムパラドックスとかはなく、

ただの時間の巻き戻しと言う微妙なシナリオにしたのかも疑問です。

その結果同じとこを2度冒険するという(途中まで)、

常に新しい大陸、町が登場してわくわくするというドラクエが今作では希薄でした。

その為に先に進みたい、先を知りたい、そのあとはどうなるといったドラクエならでの終わりどころがなくて夜更かししてまでプレイする

と言う場面がほとんどなかったです。

プレイする私が年を取ったのか、また堀井雄二が年を取って昔のような切れがなくなったのか。

2機種3種類のバージョンの11を作ったために全体として作りこみが甘くなったのか。

またBGMもすぎやまこういちが高齢のためなのか、11のBGMで頭に残るような名曲が1つも感じられなかったのもつまらないと感じる理由の1つでしょう。

BGMも過去作からの使いまわしもあり、ドラクエ1~6の時のような名曲ぞろいと言うのは今作はなかったです。

まあむしろ、7以降CDROMの登場で使える音源が増えたので、

ファミコンの三音など、制約からの工夫がDQ7以降しなくてもよくなり、

その分印象に残る曲は明らかに減っているのは11だけはないのですが。


驚いたことに、ネットで調べてみるとドラクエ11の出来はかなり好評です。

特にシナリオはいいとか・・・・・

シナリオだけでいえば、ドラクエ10の圧勝です。

中途半端でご都合でとあるキャラが復活する。

または今までは敵で常に追い回されていた敵キャラは1回目のラスボス以降で仲間になる。

実は悪魔の子と罵った王様は中身が違っていた。

全部どこかで聞いたような話です。

ありふれた展開で、どこが好評なのかといいたくなるほど。






ドラクエ1~3の勇者感、ドラクエ4のキャラ、6以降のスキルシステム、10の合成システム

あっちこっちからいろいろなものを持ってきましたが、全部中途半端

そんな印象です、ドラクエ11は。

思えば、3dsリメイク版のドラクエ7も途中で嫌のなってエンディングを見てません。

3dsリメイク版ドラクエ8は評判が今3つくらいだったの買ってません。

オリジナルのPS1のドラクエ7は暗いストーリーが多くていまいちでした(石板も面倒)

PS2のドラクエ8は前半は面白かったけど、馬姫が出てきたころから失速していまいちに・・・

DSのドラクエ9は、地図のすれ違いは最高でしたが、メインのストーリーは藤沢クエストで全くダメ。

こうしてみると、SFCのドラクエ6までとそれ以降だとドラクエも神作と言うほどの出来栄えじゃないのか・・・・w

ドラクエ1~6を期待してプレイすると多分がっかりするのかなw

7以降と考えるならまあそうでもない出来栄えなのかな?

そんなドラクエ11の感想です

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