たけまる通信 ラグビー観戦記 忍者ブログ
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雲一つない晴天の1月2日。
風は偏西風で北西よりやや強めに吹いていた。
早稲田はトスで勝ったのか、前半は風上となった。

戦前の予想では、早稲田不利を覚悟していたが、
準決勝に始めて進んだ東海大は国立の波に飲み込まれてしまった。



前半、両チーム共にミス絡みで陣地を行ったりきたりしてたが、
前半8分、帝京のパントをチャージしてから、
WTB仲濱のタッチ際の個人技から繋いでFB田邊が先制トライ。
この後東海も懸命に攻めるが、早稲田の早い潰しと激しいタックルにゴールラインを超えられなかった。

早稲田はタックルからの激しいターンオーバーから好機を連発し、
32分、41分と立て続けにトライを取って得点差を広げる。

後半に入り、風下に立つがなぜか足が止まった東海相手に、
11分、30分にトライを獲って33-0とし、試合を決めた。
この直後、勝ちゲームゆえの選手交代から、
それまで決まっていたタックルが甘くなり、
完全に抑えていた外人2人の突進もゆり2トライをとられる。

東海は、外人の突進は凄かったが、それ以外は単調な縦攻撃のみで、
早稲田の早い防御になすすべがなかった。
後半終了間際の開き直った攻撃からの2トライは、
タックルを受けながら繋ぎまくる攻撃が、本来の東海の攻撃なんだろう。
それが前半から出来なったのは、やはり国立の大観衆と独特の風向きやスタンドの造りになれていないのが原因だろう。
じかに見る東海は今季初めてだが、外人以外はそれほど体つきも大きくなく、
第2試合に登場した帝京の体の大きさと比べると、一回り小さかったので、
早稲田のFWとしてもやりやすかったのだろうか。

関東戦であれほど不安定だったセットプレーも、
この日は、東海がさほど研究してこなかったのか、早稲田のほうが東海より安定していた。
また何度もターンオーバーするなど奮闘したFWも、
決勝の強力FWの帝京相手では、今日のように圧倒できないのが予想され、
対抗戦同様に、下がりながらいかにボールを素早く捌くかにかかっているだろう。
何とか決勝に進めた早稲田が、
1月10日は、帝京が6:4で有利だろうと思う。

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さて1月2日の準決勝が迫ってきました。
第1試合 早稲田対東海大
第2試合 帝京対法政

第2試合のほうは順当なら帝京かな。
法政が1回戦の熊谷で見ましたが、特に強いとも感じなかった。
帝京が外人を含むFWで圧倒すれば、帝京が勝ち上がってきそう。
但し、帝京は国立になれていないので、
国立に飲まれて緊張すると法政に有利かも。

さて問題は第1試合の東海大戦。
正直な予想では、東海有利は覆せないと思う。
ロック二人の外人が強烈だし、FWも強い。
同じく外人加入で勝ち上がってきた帝京に似ているかもしれない。
この外人部隊が止められないと大敗で敗退もありうる。
去年までの五郎丸や今村を各校が止められずに大敗したのと逆な展開が予想される。

去年までの早稲田なら問題なく退けられる所だが、
今季の早稲田は弱体しすぎて余程の事がないと敗退濃厚だろう。

今季は、スクラムラインアウトのセットプレーは不安定極まり、
去年までの得点源のドライビングモールは今季はルールー変更で使えない。
更にBKラインの2年生たちがまったく成長してない。
去年に比べて暴れぷりやラインアウトの精度が落ちている主将豊田。
と、去年に比べてプラス材料がまったく見当たらない。
もし勝機があるなら国立初登場で、観衆に飲まれて緊張からミス連発につけ込むくらいだろうか。
ここ数年左団扇で観戦していたが、今季はかなり厳しいと予想される準決勝だ。

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第45回全国大学選手権大会
今大会より抽選方式で、各リーグの1位にならない限り、
いつ何処で誰と対戦するかが抽選日前には分からなくなった。
と言うことで、
2年前まで毎年決勝で対戦していた宿敵関東学院と1回戦で戦うことになった。
両校とも2位になっての、この1回戦となったわけだが、
やはり国立で顔あわせるような両校だけに、1回戦で当たるのはさびしい限りだ。
早い話両校とも各リーグで優勝すればいいだけなのだが・・・・

肝心の試合のほうだが、明治戦で手痛い1敗を食らった早稲田と、
春口時代に比べ、小さくまとまった感じになってしまった関東。
両校ともミスが目立ち、ここぞと言う場面の決定力を欠いていた。
特に早稲田は、再三トライチャンスを作りながら、
ミスと犯則で後半20分過ぎまでわずか1トライしか上げられなかった。
SO山中は、この日も出来は良くなく、
ラインは引っ張れない、ここぞと言う時ショートパンとでボールを手放す、
そしてパスも他のBKとの息がいまいちあってないのか、
トライチャンスをみすみす逃すようなプレーが目に付いた。

関東のほうは、かつてのパワーラグビー再現しようとしてか、
オープンに展開してもただ単に真っ直ぐ突っ込むだけで、
早稲田のタックルに尽く止められるなど、
攻撃に創意工夫が感じられなかった。




先制は早稲田のPG。
前半の唯一のトライはタックルから押し込んでのトライ。
更にミスが出て攻めきれない中でのゴール正面でのDG。
これで11-0で前半終了。

後半に入ってもここぞと言う場面でミスと犯則を繰り返し、
無得点で迎えた後半20分過ぎに、
繋いで田邊のトライでようやく追加点を取って試合を決めた。
ロスタイムの意地の関東の1トライがあったものの、
21-5と、試合前に危惧した結果にならずに正月を越せそうだ。

それにしても早稲田のセットプレーの不安定さは、
この季節になってもこれだと決勝へ進むのはかなり苦しそうだ。
ラインアウトはクリ-ンキャッチが余りにも少ない。
スクラムは、明治戦に引き続いて関東にもかなりやられた。
後半は関東の犯則がわずか3に比べ、早稲田は9と多すぎる。
見ている範囲であと3つはトライが取れた展開だった。
HB団のちぐはぐさが、TBの所でラインがグダグダになっているのも気になる。
2回戦の筑波は勝てるだろうが、準決勝の東海大はかなり厳しそうだ。


それにしても熊谷は遠い。
スタンドも狭いし、傾斜もあまりなく見づらいところもある。
やはり秩父宮でやって欲しい。
観衆も7000人程度で寂しい限りだ。

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この日は真冬バリの寒気で寒い早明戦となったが、
内容も観客もお寒い限りで見ていてさびしくなった。
スタンドは空席ばかりが目に付き、
早稲田は対抗戦2位が確定、
明治は6位が確定で選手権にすら出られないという寂しい限りの早明戦。
勝っても負けても優勝はおろか順位確定すら変わらないので、
見に来る観客も少ないと言うわけか。
ラスト10分、逃げ切ろうと消極的になった明治相手に、
やっと死に物狂いになれた早稲田の猛攻で盛り上がったかに見えたが、
内容は順位通りお寒い限り。
両校ミスが目立ち、後半30分まではそれを明治が生かして得点を取り、
後半残り10分は早稲田がそれを物にして点を取っただけの話である。

選手権がないので、4年生最後の試合で捨て身で来る明治に対して、
早稲田は前半早々にトライを取ったことで妙に受けに回り、
また今年も勝てるという安易な雰囲気が漂い始めた前半30分。
攻撃に転じようとしても犯則を繰り返してリズムに乗れない早稲田の
防御に甘さをつかれて逆転トライを奪われる。
以後早稲田は後半30分過ぎまで明治に主導権をにぎられることになる。

後半開始直後、簡単なサインプレーにタックルもままならず
あっという間にトライを2つ献上し、更に1PGも決められて、
最大5-24まで点差が開いた。
この時点で勝利はないと確信したので、
この日の敗戦もさほど驚きもなかった。

早稲田は前半終了間際、2つのPGを続けざまに外したFB佐藤を、
早めに代えておかなかった後手が悔やまれる所。
その後CTB宮沢の交代で出てきた田邊が
難しい角度のゴールキックを決めていただけに。
後半、5-24から22-24まで詰め寄り,
意地を見せたとか、選手権に向けたいい材料とか、
トライだけなら1つ多く早稲田が取ったとか思ってるなら
それは間違いだと言わざるをえない。
特に後半2つのトライは、
8年間勝てなかった明治がどうしても勝ちたくて、
時間消費と言う消極的作戦に出たからこその攻勢で、
もし90年代の黄金時代の明治なら、ここぞと叩き伏せに来ており、
更なる悲劇が待っていたからだからだ。
この10年ばかりの明治の低迷が、この追い上げを生んだわけだ。

それにしても早稲田は今年は弱い。
この予兆は去年の選手権からあった。
2回戦、帝京戦で大黒柱五郎丸の欠場により、
司令塔山中がBKラインを引っ張れずに12-5の接戦となったあの試合だ。
あれから1年、山中を含む2年生達の成長がまるで感じられない。
そう、去年の4年生が怪我で出場となった去年のチーム、
つまり去年の2本目の試合を見ているようだ。

去年、早稲田は圧倒的に力差を見せ日本一に返り咲いたが、
その中心だった五郎丸などの4年生の穴が全然埋まっていない。
チームとしての攻撃の柱すら見えない。
確かに去年の得点パターンだった、あの東芝府中に通用したドライビングモールが、
今季のルール改正で使えなくなったのは痛いところ。
しかし、それをさし除いても、これで得点を取ると言う形が見えない。
中濱や宮沢の個人突破のみに頼っているだけである。
それらですら、あの五郎丸や今村と比べると数段落ちるので、
帝京や今日の明治のようにがっちりマークされると突破もままならない。
そうなると、この4~5年、FWにかなり頼っていたち得点力の弊害で、
BKで何とかすると言う本来の早稲田の持ち味がまったく出せなくなっている。

だから今年の早稲田は弱い!
本当に弱い!
清宮が改革したこの8年で1番弱い。
それを去年のように早稲田は強いと思って試合をしているなら、
今年は10年ぶりに正月を越せないだろう。
2回戦あたりで、法政とか同志社程度に負けても不思議ではないくらい弱い。
もし後半30分過ぎからの、
開き直りによるがむしゃらな連続した攻撃が出来るなら、
もしかしたら再生のチャンスはあるかもしれない。
その鍵はSO山中ではなく、
主将の豊田が去年までのようながむしゃらは突進をすることで、
早稲田の攻撃パターンが確立できるかもしれない。

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気温17度で南風の暖かい日となった関東対抗戦早慶戦
慶応は3勝1敗1分け、
早稲田は帝京に負けて4勝1敗と、優勝争いもない寂しい早慶戦となった。



今季、試験的に導入された新ルールがある。
大きなところで3つ。
○スクラムでディフェンスラインも5メートル下がらないといけない。
○自陣22メートルラインより前から持ち込んだボールは
キックでタッチを出るとダイレクトタッチとする。
○モールを引き倒しても良い。

この新ルールを上手く使った帝京と、
まったく有効的に使えず、単発の仕掛けとミスの連続で負けた早稲田。
それが7-18と言う点差になった。
特に昨季までは、モールコラプシングと呼ばれたプレーが認められ、
昨季、このモールからほぼすべてを仕掛けていた早稲田にとって、
手足をもぎ取られた感じに見えた。
モールに頼らない得点パターンの確立。
これが早慶戦でどれくらい見れるかが注目であった。


先制は慶応。
帝京戦と同じく自陣で要らざる犯則でPKを取られ、PGを決められてしまう。
その後速い展開から逆転トライを取るものの、
早稲田のいい所は前半はここまで。
ハーフタイムまでは、慶応の執拗なボディブローのような攻撃と、
何度も繰り返すミスと犯則の繰り返しで慶応に次々とPGを決められ、
前半は10-11で風上を取ったにもかかわらずリードを許す展開となる。
更にラインアウトでも何度もマイボールを取れないなど、
仕上がり具合も話にならない次元だった。

後半は、逆転トライでリードするが、
またもノックオンや犯則を繰り返してPGのみで同点に追いつかれるという
最悪の展開になった。

但し、ここまで出来が悪いにもかかわらず、
慶応のほうに早稲田を突き放すだけの決定力がなかった。
慶応としてはローテンポのロースコアな展開に持ち込みたかった。
実際、後半20分まではそういう展開だった。
ボクシングで言えば、前半40分と後半20分までは足を止めて
地味なボディブローを執拗に打つだけの攻撃だった。
それで実際同点まで持ち込んだが、
そこからフィニッシュブローをいざ打とうにも、
慶応はその武器を持っていなかった。
それでも慶応はそれを打とうとしたが、
大振りなパンチとなった隙に早稲田にカウンターを取られて勝ち越しトライを取られたのだ。

同点に追いつきながら再びリードを許すと、残り時間がなくなり、
慌てて素早く攻めようとしたが、今度は慶応のほうに焦りとミスが続き、
早稲田に駄目押しトライを2つ取られて終戦となった。

はっきり言って今季の早稲田は清宮が監督なった年から続いた黄金時代で、
おそらく1番弱い。
FWBK、すべてが小粒。
清宮が監督になった年には、すでに山下大吾がいた。
それから佐々木が入部した。
大田尾がいた、五郎丸がいた、今村がいた、矢富いた、畠山がいた。
だが今年は誰もいない。
これらの選手に匹敵するほどずば抜けた柱が存在しない。
それでもやってるラグビーは去年と大差がない。
去年の4年生だった五郎丸や畠山や有田がしていた仕事を誰も継げていなかった。
攻撃すべてが単調単発。
チームとしての攻撃の意図が見えない。
さらに新ルールでキック合戦になりがちな展開からの攻撃も不発。
しかし、弱体した早稲田を凌駕するチームも見当たらない。
帝京がその筆頭だが、選手権で国立で対戦すれば、また違う結果になりそうだ。
但し、抽選で1回戦とかであたると帝京有利な気もする。
慶応は決め手不足、明治は今季は弱くて大学選手権の出場を逃した。
関東は謹慎明けでまだまだ本調子ではない。
東海も決め手がない。
法政も前ほど強くない。
同志社など関西勢もまたしかり。

昨季ずば抜けた強さの早稲田だったが、
その中心にいた4年生が抜けて弱体した今、
まさに戦国時代なのが今季である。
何処が勝ってもまったく不思議ではない。
選手権が抽選方式に変わって本命不在の混沌としたシーズンになりそうだ。

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勝てるとは思ってなかった、2年前の佐々木組の対トヨタ戦前と違って。
あの時は上手くやれば勝機はあると思ったが、
今日は相手がさすがに悪い。
今季は今1つ調子が悪いのか。トップリーグ4位の東芝だが、
日本選手権に関していえば、2年連続のディフェンシングチャンピオン。

史上最強といわれ、トップリーグのトヨタを撃破した佐々木組。
しかし、2年前は手も足も出ずまったくはが立たずに0-43で完敗した相手だ。
ボロ負けもやむなしと思って秩父宮に出かけた。
今季は最大のライバル関東学院不在で、対抗戦大学選手権通して
ただの1度も負ける感じがする試合が無く、ハラハラする試合も無かった。
大学相手では無敵のFWが何処まで通用するか興味があった。

前半5分、PKから五郎丸のタッチキックからのラインアウト。
選手権では何度もここからトライを取った早稲田のお得意のモール攻撃。
東芝相手に真っ直ぐ推して、押し切って一発でトライをとった。
あまりの見事なモ-ル攻撃にいけるかとすら期待を抱いたが、
さすがに東芝は甘くは無かった。
あっという間のトライを返されて逆転される。
更に東芝の猛攻は続き3トライを取られて5-21と点差が開いた。
ズルズル行きそうな嫌な予感はあったが、
おそらく研究に研究を重ねたであろうラインアウトで、
東芝にクリーンキャッチをさせずに、
わずかな隙をついて反撃を何度も試みた。
ゴール前までは進むが、東芝のここぞと言う場面でのプレシャーはきつく、
後1歩でトライが取れない。
山中の逆風の中でドロップゴールなどを狙うが、得点が取れない。
それでも、追加点を許さず後半に望みを繋ぐ。

しかし、ハーフタイムで修正してきた東芝は強かった。
後半2分にトライを取られ、点差は更に広がった。
早稲田も再びラインアウトからお得意のモールで、この日2つ目のトライをとるが、
東芝にモールからお返しとばかりトライを取られ、地力の差を痛感させられた。
後半20分頃には、疲れが見える早稲田から東芝が連続でトライを取り、
7トライの47失点となり、嫌なムード満載。
だが、早稲田はどんなにトライを取られても諦めることなく、
ひたむきに楕円球を追った。
東芝が持ち込んだボールをターンオーバーして、
東芝ラインの後ろががら空きと見るや、五郎丸が背後にゴロパントを蹴り、
東芝のラインにいた選手がFWばかりなのもあって、上手く拾った田邊がトライ。
更にリザーブの選手を投入し、
試合におそらく出たくてたまらず、
ウズウズしてたであろうリザーブの選手たちが縦横無尽に走り、
疲れが見え、足が止まりつつある東芝相手に攻め続け、
試合終了間際にラックからトヨタがトライを取って、
24-47となった所でノーサイド。

毎年日本選手権のたびに思うが、この日も東芝は3人の外国人が先発で出場。
ルール通りだからいいのだが、外国人の突破を防ごうと人数を掛けたために、
ディフェンスが薄くなり、
そこを疲れて失点と言うのが気になる。
まあ、ただの愚痴なんだが・・・w
それと後半35分過ぎ、トライからの東芝のキックオフで
やたらもたもたした態度で時間を稼ごうと言う東芝の態度にも疑問を覚えた。
トップリーグのチームで昨年のチャンピオン。
ああ、さすがに立派だなと思うような試合態度であって欲しかった。

さて、これで権丈組のシーズンが終わった。
ライバル不在の大学ラグビーのシーズンだったが、
最初で最後にして、初めて必至で挑み続けた早稲田が見れた。
負けて悔しいが、最後までとても楽しく見れた。
そう考えると、やはりら大学でもトップリーグ構想はあるべきだと、
あたらめて思った。
近い実力のチームと競い合ってこそ、更なる成長が望めるからだ。
定期戦は春にでも移動して、トップリーグを秋にすべきではなかろうか。

最後にロスタイムからすでに感極まって泣いていた権丈キャプテンに
1年間ありがとうと言いたい。

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朝から雨が降り続き、昼過ぎには本降りの雨になった生憎の決勝戦。
FWで10キロ近いアドバンテージがあるので、雨になってグランドがぬかるむと、
自慢のバックスが生かせないので圧倒的に慶応不利になる。
更に冷たい雨と気温が一桁のこの日、
ハンドリングも両校のスキルが低下し、
地力で劣る慶応にこの試合勝機がまったく無かった。

ラグビー観戦暦は長い方だが、
これほど盛り上がらず、見せ場もなく、また天候とグランド状況を差し引いても
見るべきところは1つも無かった。

ミスミスミス

せっかくの決勝戦もFWの有利差のみで、モールラックスクラムで圧倒してしまい、
たまにBKに回してもミスばかりで盛り上がりに欠ける試合だったのは残念だった。

たまにオープンの展開しても早稲田のハーフ団の出来が著しく悪いし、
慶応のほうもエース山田の足首の負傷が治りきってない上に、
早稲田の早い潰しにあってほぼ何も出来ず。
明治戦で見せたFW戦で振りながらのボール捌きも雨で不発。

上で書いたように圧倒的なFW差を何とかする工夫は色々見せていたので
この点差で済んだ所。
自陣ゴール前の早稲田ボールのラインアウトでは、
慶応はジャンプせずに早稲田のクリーンキャッチさせておいて、
早稲田のジャンパーが着地して、
尚且つモールを作ろうとする早稲田が揃いきる前に、
慶応はきちんとバインドしてパックを硬くして早く低く押すなどして、
体格差を集散の差で何とかしようとして頑張ってたのは確かだ。
何度かはそれでピンチを凌いでいたが、90分通して完璧に出来るはずも無く、
FW戦で2つのトライを献上してしまった。

早稲田の4つのトライで1番綺麗に取れたトライ、
後半16分のCTB長尾が取ったトライの形は良かった。
8-9から慶応の裏に出たSH三井から、
CTB長尾が縦にトップスピードで入ってきてパスを貰って取ったトライ。
ああいうのが本来の早稲田の形。
確実さを求めるためか、FW戦に固執した形が多かった今季。
関東の辞退でライバル不在で盛り上がらないので、
過去のビデオを見ているのだが、左京組山下組みの時のオープン攻撃は、
この2年くらいに比べて、圧倒的に見ていて楽しい。
FWは密集戦で人数を掛けないで、素早い球出しからの連続攻撃。

確実さを求めるあまり、近年は少しFWでの縦攻撃に頼りすぎだと思う。
実際、スターバックスと言われた昨季の早稲田のバックス。
諸岡組佐々木組のFWが強すぎたために、
去年の東条組はそれよりややFWで劣っていたが(特にラインアウト)
ほぼ丸2年同じメンバーでやっていたので、もう少し成長したかと思ったが
惚れ惚れするようなオープン攻撃はまったく見られずに終わってしまった。
FWが強すぎるが故に、
FWで少しプレッシャーをかけられると何も出来ないひ弱なバックスに
なって関東に惨敗した。

準決勝の帝京戦。
大黒柱五郎丸不在の中、
山中をはじめ、ほぼ全員がラインを引っ張ることが出来なかった。
この日もSH三井をはじめ、SO山中の出来が悪く、
ボールをBKに回しても後半16分のトライ以外見るべき所は無かった。
PR畠山をはじめ、頼りになる4年が抜けた後に
弱体したFWが今季以上に安定したボールが供給出来なかった時、
山中、中濱、宮沢ら期待の1年生は、
曽我部や今村の年代と同じような感じになってしまうのではと言う危惧はある。
スカウトでいい選手をとって黄金時代を迎えたが、
かつてのように創意工夫で勝たなければ、この黄金時代も霞んでしまう様な気がする。

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プロフィール

名前 たけまる
 
出身地 ウィンダス港 
住所 カーバンクルサーバー 
  				
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